皆さんは時間について考えたことがありますか?
私が時間について考えるとき、はずせない思い出があります。
それは、幼稚園生のときに描いた、一風変わった絵のことです。
この絵が時間について重要な意味を持っているような気がしてならないのです。
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幼稚園生のときに変わった絵を描いた!
描いたときはたぶん年長で5歳くらいだったと思います。
では、どんな絵を描いたのでしょうか?
卵時計に人が乗っている絵!
簡単に言うと「卵時計の上で人が歩いている絵」でした。
…たぶん、聞いてもさっぱりですよね?
そんなわけで、当時の絵を再現したものがこちらです。
この絵のポイントは以下の通りです。
- 大きな卵に時計が描かれている
- 卵の上に人が乗っていて、ずっと歩いている
- でも、表面がつるつるしていてすべってしまい、先に進むことができない
我ながらよくこんなこと思いついたなあという印象ですね。
卵時計の絵にはどんな意味が?
もちろん、描いた当時はほとんどなにも考えていません。
ですが、この卵時計は、時間について考える大きなきっかけとなりました。
分かりやすくするため、視点を分けて説明します。
卵時計の上の人の視点
まず、卵時計の上で歩く人たちの視点からです。
時間が進んでいないように思える
卵時計の上の人たちは、歩けど歩けど進みません。
彼らからすれば、時間は進んでいないように見えるわけです。
卵時計は刻一刻と進んでいるにもかかわらず。
卵時計を見るわれわれの視点
では、卵時計を歩く人を眺めるわれわれの視点はどうでしょう?
時間が進んでいるように思える
われわれは時計の針の動きを眺めています。
われわれからすれば、時間は進んでいるように見えるわけです。
同じように動く卵時計の上の人は時を感じられないにもかかわらず。
視点で時間の感じかたが違う
このように、視点の違いによって時間を感じられるかどうかが異なるわけです。
一見、時間は無条件に存在するように見えますが、「何の変化もなければ、時間を感じることはできない」はずです。
時間ってなんだ?
視点の違いによって、感じかたが違う。
そんな時間とはいったいなんなのでしょうか?
結論:時間は「動き」である!
単刀直入に、時間とは「動き」であると考えます。
そもそも、1日という時間は太陽の動きで決まる
ここで忘れてはならないのは、時間は天体の「動き」によって定められていることです。
例えば、「1日」という単位は、太陽が昇ってから沈んでいく周期を表したものです。
そして、地球をはじめとする惑星は、太陽の周りを回っています。
いわゆる「地動説」ですね。
この地球と太陽の間の動きで時間が生まれているわけです。
卵時計が「太陽」で、卵の上の人が「地球」?
そう考えると、この卵時計は「太陽」。
それで、卵の上の人は「地球(に存在する生命)」とすると、つじつまが合う気がします。
同じような繰り返しに、時間という意味を与える!
地球においては、時間というものは一見同じような繰り返しに思えます。
その中で、「太陽を中心とした天体の動き」というものさしを作ることで、「時間」の概念を生み出した。
われわれの科学は、一歩離れたところから「太陽」という「卵時計」をみているわけですね!
もしかしたら、第二の「卵時計」が現れるかも…?
時間は「動き」であり、特に「天体の動き」を表していると述べました。
ですが、時間が動きであるなら、動く対象は必ずしも「天体」でなくてもよいはずです。
なので、天体以外の動く存在が、第二第三の卵時計になるのかもしれない。
新たな時間の軸が生まれる…そんなロマンを感じました。
最後に
もちろん、幼稚園児が地動説を知るよしもないので、この解釈はいわゆる後設定ですw
ですが、ふとしたことから思考実験をしていくと、可能性が広がって楽しいですね!
これが哲学の面白さだと思います!
皆さんも、ぜひとも気軽に脳をコネコネして楽しみましょう!
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