最近、ずっとメックトゥーンウォリアーを使っています。
その前にはウォリコンも使っていましたが、ここにきてようやくコントロールデッキの回し方がつかめてきた気がします。
そこで、今回はコントロールデッキ論について語っていきたいと思います!
Contents
コントロールデッキの心得
やっとコントロールデッキの良さがわかってきました!
「どのカードを、誰と当たったときに、どこでどう使うか」
これさえ頭に入れておけば、運に左右されにくく勝てるのがいいですねー。
— レイニーデイ@哲学ゲーマー (@qmarainyday) May 7, 2019
個人的に、コントロールデッキの心得は以下のようなものだと考えています。
「どのカードを、誰と当たったときに、どこでどう使うか」
これは他のデッキタイプでも問われなくはないですが、コントロールデッキには特に必要な思想です。
そのため、慣れてきたら何か一つはコントロールデッキをやりこむことをおすすめします。
(自戒の意味も込めています…長らくアグロ・ミッドレンジばかり使っていましたので)
アグロデッキとの違い
アグロは毎ターン強い動きが必要!
アグロデッキは、「毎ターン強い動きをする」ことが基本になります。
なので、そのターンもしくは次のターンぐらいまでを考えていればいいんですね。
コントロールではゲーム全体を見た動きが重要!
これに対し、コントロールではターンごとの強い動きは必須ではありません。
それよりも、カードの使い方をゲーム全体で見ることが重要です。
なので、たとえ強そうな動きでも、全体を考えてもっと強い動きができそうなら、パスすることも珍しくないです。
なんか抽象的でわかりにくい…
こう言われても、なんかピンときませんよね。
そこで、特定のカードを例に挙げ、具体的に説明します!
具体例:兵器プロジェクトの使い方の変化
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出典:ハースストーン公式サイト
コントロールデッキの心得を、兵器プロジェクトというカードを使って説明します。
さっそくですが、このカードには4種類の使い方があります。
「えっ? 書かれている効果は1種類なのに?」
そう思ったかもしれません。
結論から申しますと、相手のタイプによって使い方が変わるのです。
以下の4タイプに分類されます。
- 武器を使う早いデッキ
- 武器を使わない早いデッキ
- 武器を使う遅いデッキ
- 武器を使わない遅いデッキ
その1:武器を使う早いデッキ
例:テンポローグなど
有用度:★★★★☆ 武器破壊として使用!
酸性沼ウーズのように、武器破壊として使用します。
マリガンでもマストキープです。
その2:武器を使わない早いデッキ
例:トークンドルイド、ズー、メックハンターなど
有用度:★★☆☆☆ 使わざるを得なければ除去に
基本的に使いません。
どうしても使う場合は、2点武器としてトークンの除去に使用します。
マリガンでもキープしません。
その3:武器を使う遅いデッキ
例:ウォリコン、爆弾ウォリアーなど
有用度:★★★★☆ 相手の武器に応じて、武器破壊またはドローに使用
相手の武器によります。
例えば、爆弾ウォリアー想定なら、レンチカリバーを破壊するために使用します。
ですが、ウォリコン想定なら、特に破壊したい武器がないため、優先度は下がります。(スーパーコライダーに使っても悪くはありませんが)
また、自分がメックトゥーンウォリアーを使用している場合は、ハリソンと併せて7マナ3ドローとすることを考えます。
マリガンはそういった状況を含めて総合的に判断します。
その4:武器を使わない遅いデッキ
例:プリーストなど
有用度:★★★☆☆ ドローソースとして使用
ハリソンと併せて7マナ3ドローとして使用します。(ドローを進めたくない場合はこの限りではありません)
マリガンではハリソンとセットならキープします。
まとめ:相手を見て、将来の強い動きに備える!
例えば、自分がメックトゥーンウォリアーで、相手がウォリコンだった場合を考えます。
相手が耐久度1のスーパーコライダーを装備しているときに兵器プロジェクトを引き、ハリソンはまだ引いていないものとします。
ここで、兵器プロジェクトを使ってコライダーを破壊してはいけません。
たとえ自分の場にミニオンが並んでいても、です。
メックトゥーンウォリアーはミニオンでビートダウンするデッキではないので、ハリソンと併せて3ドローしたほうがより勝ちにつながりやすいためです。
もちろん例外(ミニオンでのリーサルが見える、自分のデッキ切れが近いなど)はありますが、基本的な考え方はそうなりますね。
これと似たようなことを、マリガンの段階から、すべてのカードについてやるのがコントロールデッキの必勝法です。
「ウォリコンだから装甲貯めときゃいいかー」
「メックトゥーンウォリだからどのデッキが相手でも特殊勝利の可能性を残す!」
こういった考え方はすぐに捨ててください。
あるデッキと当たったときに、どういう試合展開になり、どういう勝ち方・負け方をしているか。
そこからプレイングを逆算することが重要なんですね。
最後に
コントロールデッキにおいては、絶えず状況判断が必要となります。
逆に言えば、「状況さえ判断できれば少々運が悪くてもひっくり返せる」とも言えるわけです。
だからこそ、やりこむ価値のあるデッキタイプであると考えます。
個人的には、ただ勝てればいいというわけではなく、カードゲーマーとしてもう一段階上に行くために、コントロールデッキを理解する必要があると感じました。
もっともっと深く知りたい、そう思っています。
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