ついに、日本時間5/23(木)にナーフが実施されることになりました。
かねてから調整が示唆されていたローグの3カードの他、大会での遅延が問題になっていた文書管理官エリシアーナが対象となっています。
今回は、このナーフが環境にどのような影響を与えるのかを、実際のデッキ例を元に解説していきたいと思います。
「結論:意外とデッキパワー落ちないかもよ!?」
Contents
ナーフ内容について
ナーフ内容は以下の通りです。
深夜にカードのバランス調整が発表されました。
4枚のカードがバランス調整を受けます。
実施は日本時間5月23日です。見解、魔素の補填など詳細はこちら?https://t.co/hlNaa5oAy7 pic.twitter.com/RW1my0LQHD
— BeerBrick(ビアブリック) (@BeerBrick_HS) May 21, 2019
- 悪党同盟の悪漢 3/1/5→3/1/4
- 段取り 呪文コスト3減少→呪文コスト2減少
- ぶんどり部隊 3マナ→4マナ
- 文書管理官エリシアーナ 8マナ→9マナ
各カードについて解説
悪党同盟の悪漢
ナーフ後も2枚採用!
ローグ使いとして所感を述べます。
体力5は使っていて地味にありがたかったです。
場に残りやすい→影隠れ等で回収しやすい・悪の手先で進化させやすいなどのメリットがありましたから。
ただ、このカードの本質的な強さは悪の手先2枚追加ですので、使い勝手はほぼ変わらないでしょう。
ナーフ後も2枚積み必須だと思います。
段取り
今後の展開が懸念されるナーフ
テンポローグ的にはあまり影響のないナーフではないでしょうか。
そもそも3マナ以上の呪文がそう多くないですからね。
せいぜい、マイラの不安定元素が3マナになる、デッキ外リソースの呪文のコストを減らしにくくなるぐらいでしょう。(ぶんどり部隊は不採用になると踏んでいます)
ただ、逃げ足・退散等を使用するアーキタイプになると、このナーフは相当効いてくるのではないかと思われます。
いますぐにではなく、後でじわじわ効くタイプのナーフですね。
ぶんどり部隊
おそらく不採用(武器&海賊も?)
これはさすがに不採用になるのではないでしょうか。
段取り→ぶんどり部隊で0マナで動けたところが2マナ取られてしまうわけですから、テンポロスにも程があります。
ぶんどり部隊自体はもちろん、セットで採用されていた武器・海賊セットも抜ける可能性が出てきましたね。
強いて言えば、ワグル・ピック&悪辣なる海賊コンビと、悪辣なる海賊と相性の良い致死毒は残るかもしれません。
ただ、そもそもワグル・ピックの断末魔の影隠れは少し使いにくかったので、これを機に武器・海賊シナジーがごっそり抜ける可能性のほうが高いと思われます。
文書管理官エリシアーナ
2回目のナーフ来る?
10マナにしなかったことでウォリコンミラーで後攻が有利になる説。
なんだかもやっと感の残るナーフですね。
ジェペット・ジョイバズやアザリナ・ソウルシーフを入れることで、先攻後攻ゲーを回避するんですかね。
そこまでするならメックトゥーンウォリアーにしてもいい気がしますが…
ローグのクエストみたいに、2回目のナーフが来てもおかしくないと思います。
ナーフ後デッキ予想
ローグ・ウォリアーにナーフが入ったことで、今後はメイジ(&ハンター)が大幅に増えると思われます。
それを踏まえた上で組んでいます。
ナーフ後テンポローグ
デッキコード:AAECAaIHBLICrwTn+gLSmQMNtAHtAs0DiAfdCIYJpu8C7/ECx/gCj5cDkJcD+5oD/poDAA==
ぶんどり部隊のナーフによるドローソース減少&武器・海賊サーチ手段の喪失を受けて、自然にリソースを補充できる泥棒型の構成になると予想します。
ぶっちゃけ、試しに回してますがこのリストでも十分強かったです。
強いて言うなら、最下層の故買屋、シェフ・ノミ、昏倒、ナーフ後段取りあたりがメタ次第で抜けそうだなというところでしょうか。(ヘンチ・クランのゴロツキも1枚差しになるかもしれません)
その場合は真っ先にワグル・ピック&悪辣なる海賊のコンビ(&致死毒も?)が入りそうですね。
ナーフ後ウォリコン
デッキコード:AAECAQcInwOQB/kMmu4CkvgCoIADhp0D2p0DC0uiBP8Hm/MC0fUC9PUCg/sCjvsCnvsCs/wCkp8DAA==
運よく後攻を引ければラッキーなので、雄叫びも使い回せる若き酒造大師は相変わらず採用されるでしょう。
あとはメイジ対策にスーパーコライダー(ローグ減少で武器破壊が減るのも追い風)や大物ハンターが入りそうですね。
ミラーで先攻を引いた場合の対策として、ジェペット・ジョイバズやアザリナ・ソウルシーフも入るでしょう。
本質は変わっていませんので、結局大会での遅延問題は解消されなさそうです…
最後に
経験上、たとえ実質的な強さがあまり変わらなくても、ナーフ後は対象デッキの数が大幅に減ります。
だからこそ、テンポローグ・ウォリコンは逆にチャンスだと思うのです。
メタられることも大幅に減るでしょうし、対策の裏を欠くことができますから。
逆に面白くなるのではないかと期待しています!
なお、テンポローグガイドもナーフ後に大幅に更新する予定です!
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