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ハースストーン「炉端の集い」から見る、オフ会におけるコミュニケーション術

はじめに

先日、DCG「ハースストーン」にて久々のオフ会である「炉端の集い in 渋谷」が開催されました。

そこで改めてオフ会の良さを感じたことで、オフ会におけるコミュニケーション術を書き残そうと思い立ちました。

コミュ力ゼロどころか大幅マイナスからスタートした自分が工夫して編み出したので、文字通り誰でも使える方法だと考えています。

基本方針

結論から言います。

「笑顔で話を聞く」

これはどんな環境でも使えるTier1(最強)デッキです。

カードゲーマーでありながらこのデッキを使わないのはアド損です。

主なアドはこちら。

  • 口下手でも使える
  • 不快に思われない
  • 関係が深まってからも役立つ

具体的な運用はこうなります。

  1. まず周りが何を話しているか聞く
  2. 興味のある話題に乗る
  3. 相手の話を聞いてみる
  4. ③に対する反応を返す(相槌や話の簡単な要約など)
  5. ③に関連して話したいことがあれば「簡潔に」話す
  6. キリがよくなるまで③へループ

一番大切なのは、⑤で長々と話し過ぎないことです。何なら⑤は極力スキップしていいぐらい。

皆さん話したくて参加していると思いますが、食事の腹八分が健康的なように、お話も八分目ぐらいで留めておいた方が、より健全で長続きする人間関係を築くことができると思われます。

「弁が立つ=コミュ充」の時代はわりかし古いんですよ…自然の援軍のトレントが突撃を持ってると思うぐらい古いです。

オフ会は2種類に分かれる!

私はオフ会には次の2種類があると思っています。

  1. 知り合いがほとんどいない場合
  2. ある程度知り合いがいる場合

(①と②の間に明確な線引きはありません。概ね自分がその集まりを「ホーム」「アウェイ」のどちらだと感じるかで分けていいでしょう)

知り合いがほとんどいない場合

前述の通り、基本は話を聞くことです。

ハースストーンの場合は共通の関心があるのでやりやすいでしょう。

特に興味のない内容でも、宝探し感覚で聞いてみると吉です。

テンプレの質問

あとは、テンプレの質問をいくつか事前に用意しておくとやりやすいです。

ハースストーンオフ会の「炉端の集い」を例に挙げるとこんな感じ。

  • メインでやってるモードは何ですか?
  • いつ頃からやってますか?
  • 好きなヒーロー・デッキは何ですか?
  • 今はどんなヒーロー・デッキを使ってますか?
  • 好きなプレイヤー・配信者さんはいますか?
  • オフ会に参加したきっかけは何ですか?

などなど。

このあたりはオフ会の内容に応じて適宜調整してください。(いつから、何を、どんなきっかけでやっているかという質問はどのオフ会でも使えます

お目当ての人

また、オフ会にお目当ての人が参加していて、その方と話したい場合もあるでしょう。

直接話しかける勇気が出ない場合は、スタッフの方々に仲介してもらうのもよいです。

敢えて言えば、化粧室の場所を確認する感覚で頼ってよいのです。スタッフは参加者の方々同士が仲良くすることを心から望んでいますから。(でも忙しそうだったら少し待つなり遠慮するなりしましょう)

ある程度知り合いがいる場合

基本は知り合いがいない場合と同じですが、知り合いがいるとまた違った難しさがあります。

というのも、知らない人の場合は前述のような「テンプレの質問」が使えますが、知り合いにはより個別対応の面が強く出るためです。

知り合いの方々がどういう性質で、またどういった関係性にあるのか、このようなことを考慮する必要があります。

そこで、私はざっくりと知り合いの方々を「話しかけてくる」「話しかけてこない」の2つのケースに分けています。

話しかけてこないことも

話しかけてこない理由はだいたい以下の3つの中のどれかです。

  1. まだ親交度が足りない
  2. 他のこと(別の方との会話やスタッフ業務など)で忙しい
  3. 好きだが今はとりたてて話すことがない

これらのうちのどれなのかは知る由もないので、全部②か③だと思いましょう。

話しかけてくれる!

私は話しかけてくる方々とのコミュニケーションを特に重視しています。

自分のためにわざわざ時間を割いてくれているわけですし、こちらも話しやすいですから。

基本的には、話しかけてくれた方々の話を聞いて、それに対して話を返すようにしています。

私は自分から話しかけることはあまり多くありません。その方の貴重な時間をいただくわけですから。(どうしても話したいことがある場合は例外ですが、それでも極力待ちますね)

「自分の話したいことはそこそこに、相手の話したいことを引き出す」

これこそがコミュニケーションの極意だと思っております。

最後に

「今回のオフ会の前に書けよ!」

とお叱りを受けるかもしれません。

ですが、今後もオフラインイベントが続いていくとアナウンスがあったため、安心して書けると思った部分もあります。

(今回限りの復活だったら書く意味も薄いですからね)

それではよいオフ会ライフを!