ゲーマーとして、そろそろ配信を始めたい今日このごろ。
ですが、先日思うところがありまして、なかなか難しいと考えるようになりました。
今回は、配信者としてどうあるべきかについて書きます!
Contents
今回の記事を書くきっかけ
では、なぜ今回の記事を書くに至ったのでしょうか。
ゲーム「カブキロックス」の、趣向の異なる2本の動画
先日、「カブキロックス」というレトロゲームで、以下の2本の動画を見ました。
いわゆるRTA(リアルタイムアタック)という、どれだけゲームを早くクリアするかを競う動画です。
- エンターテイメント性たっぷりの動画(タイム遅め)
- 詳しい解説の載った動画(タイム早い)
このエンターテインメント性のある動画は、「biimシステム」という方式で作られています。
「biimシステム」とは、機械を使用した「ゆっくり実況」をべースに、動画を見やすく面白くするために様々な工夫を凝らしたシステムの名称です。
詳しくは以下のインタビューをご参照ください。
・エンターテイメント性たっぷりの動画
・詳しい解説の載った動画
再生回数が多かったのは、エンターテイメント性のあった動画
どちらが再生回数多かったかと言いますと、エンターテイメント性のあった動画なんですね。
Part1だけでも、エンターテインメント性のあるほうは約70000回、かたや詳しい解説のあるほうは約6000回。
正直、「ここまで差がつくのか…」と思いましたね。
かくいう私も、「エンターテインメント」→「詳しい解説」の順で視聴
とはいえ、これは見るほうから考えると自然なことです。
まずは、肩が凝らないように楽しく見られそうなほうから見ます。
そのうえで、より詳しくやっているほうがあるならそちらを見たいなあと。
ですので、再生回数に差があるのは、視聴者の立場からしたら納得がいきます。
ただ、配信者側に立つと、悩ましいところです。
配信者としてどの方向を目指すか
ここで、配信者としての立場に立って書いていきます。
プレイヤーとしては技術を追求したい
プレイヤーとしては、技術を追求したいですから、詳しい動画を作りたいという気持ちがあります。
配信においても、情報の濃さは意識したいとは思っています。
見る側としてはエンタメとして楽しいかどうかがすべて
ですが、どちらが見られるかということを考えると、エンターテイメント性を重視した作りにする必要があるのかなと。
実際、見る側からすれば楽しいかどうかがすべてですからね。
もちろん、技術とエンタメの両方を盛り込めれば一番ですが、そう簡単にはいきません。
強力な先行者の存在もある
ゲーム動画は人気のジャンルですから、既に人気の配信者が多数存在します。
そこに割って入るのは並大抵のことではありません。
ただやってみました、流してみましたでは競争に勝てないことはわかりきっています。
私のやっているハースストーンというデジタルカードゲームでもそこは変わりませんね。
結局、どうすればよいのか?
厳しい状況の中で、どうしていくのか。
具体的な結論はなかなか出せないというのが実情です。
ですが、だからと言って諦めるわけにはいきません。
せめて、方向性だけでも明確にしなければ、勝負に勝つ見込みはありませんから。
大切なのは「どの層に見てもらうか」
当然、同じゲームをプレーしていても、プレイヤー層は一枚岩ではありません。
初心者~上級者、カジュアル~ガチ勢など様々な人がいます。
数も大事ですが、まずは「どの層に強く訴えるか」を考えていこうかと。
たとえ数が伸びても、その活動ならびにそれを見に集まる人々が自分のイメージと違っていれば、徐々にずれが生じるわけですから。
ただ多く見られる動画より、特定のファンの心をしっかりつかむ動画。
そこを意識していきたいですね。
具体例:解説動画は意外と穴場?
ハースストーンでは、確かにプレー時の「配信」は多く行われています。
ですが、意外とデッキの「解説動画」ってないんですよ。
文字に起こしたデッキガイドはけっこうありますが、だいたい文字数が多くなってしまいます。
ですので、デッキガイドを動画形式にしたらかなり需要があるのではないかと考えています。
ただ、カードゲームは引きがランダム・かつ相手も必要ですから、動画だとなかなか欲しい絵を撮れないというのが最大のネックですね。
前半デッキ解説・後半実プレイみたいな感じにして、配信のいいところも取り入れるみたいな方法はありだと思います。
いずれにせよ、まだ試作段階なので、このあたりの練りこみは必須ですね。
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