哲学の夢を、もう一度。
レイニーデイ・サニーレタスくんの画像は英鈴(エリン)さんに描いていただきました!
春麗のコスプレイヤーとして活動していまして、2019年中に写真集も発売予定です!

自己紹介まとめ
当記事は12000字以上ありますので、読むのが面倒な方はこのまとめだけ読んでいただければと!
レイニーデイはこういうヤツだ!!
所長:レイニーデイ
1983年6月13日誕生、東京で生まれ、3歳から神奈川で育つ。
哲学を愛し、哲学に愛された男。
人生の意味について深く悩み考えた末、
「人生は遊びである」
との結論に達し、「エンタメ哲学」を創始。
思想だけでなく、「哲学ゲーマー」としてe-Sportsに取り組み、
行動でも「エンタメ哲学」を表現する。
ハースストーンというデジタルカードゲームでプロゲーマーを目指す。
経歴ダイジェスト
クリックで各項目にジャンプします!
・プロブロガー&プロゲーマーCaptainJackさんとの出会い
・「エンタメ哲学」の誕生、普及へ~ブログ&e-Sports~
哲学への目覚め
「そもそも、なんで哲学なんてやろうと思ったん?」
→高校時代にこじらせちゃったんだよ
私立聖光学院中学校・高等学校に内部進学
ゲーム好きの変人でした
中学受験をして、横浜の中高一貫(※)の進学校である聖光学院に入学しました。
※中高一貫…中学・高校がセットになっていること。だから高校へはエレベーター式に上がれるよ!
男子校だったため、6年間男子ばかりの生活を送ることとなりましたw
もっぱら変人と言われ、中学時代は成績も中の下ぐらいをさまよってました…
ですが、高校に内部進学するころにはマシになってきて、高2では選抜クラスに入ることができました。
当時からテレビゲームが大好きで、初代ポケモンをやりこんで能力値を限界まで上げたりしてました。
また、ポケモンつながりでポケモンカードゲームにはまったのもこのころです。
ホウオウという非常に貴重なカードを探して東京中のカードショップを回ったのはいい思い出w
カードショップでは大会もやっていまして、キングドラというカードを使って最高3位になりましたが、キングドラに同じタイプを対策されて負けました。
上位陣の強さを感じましたね…
哲学を学ぶことを決意
人生の意味について考える日々
そんなレイニー少年は、考えることが好きでした。もちろん今も好きです。
特に、人生の意味に強く興味を抱いていました。
「人間は、必ず死んでしまう。なのに、なぜ生きようとするのだろう?」
これは、今に至るまでずっと自分の中で回っている問いです。
多くの人は、そもそも考えないか、考えるのをやめるのかもしれません。
ですが、この問いについて深く考えることに私は興味を持ちました。
この壮大な矛盾をはらんだ生命に神秘性を感じ、近づきたいと願いながら。
ニーチェとの運命の出会い
常にいろいろ考えていたこともあり、昔から倫理の授業が大好きでした。
まさに、先人たちの思想に触れられる至福の時間です!
そんないつもの倫理の時間。
運命の出会いは突然訪れました。

フリードリヒ・ニーチェ。
僕の人生を大きく変えた哲学者です。
難しい話は割愛しますが、ニーチェは永遠に繰り返す無意味な人生を生きる強さを持つ存在を「超人」と説いていまして、この思想に強く惹かれたんですね。
稲妻が走ったような衝撃でした。人生について考える友にようやく巡り会えた感覚とでもいいますか。
これが、哲学を学ぼうと決意した瞬間でした。
哲学の研究職になりたい。そう明確にイメージしていました。
こうして、若き日のレイニーデイは、哲学のために文系を選択することになります。
当時は物理科学部に所属しており、数学も好きでしたが、哲学を学びたい気持ちが上回りました。
サニーレタスくんにも納得していただけたようですw
通じればOK!
楽しかった浪人生活
哲学を学ぶなら最高の環境でと思い、おおむね文学部に相当する東京大学文科三類を目指しましたが、あえなく不合格…
ですが、この浪人生活がとても楽しくて、成績も大幅にアップしました!
予備校のスカラシップを取ることもできて、授業料免除となりました!
この一年で学んだことは多く、書きたいこともたくさんありますので、後ほど別記事にてアップしていきます!
そして一年後、東京大学文科三類に合格することができました!
永い暗黒時代の始まり
しかし、よいことは長く続きませんでした。
それどころか、今後15年以上続く暗黒時代の扉が開いてしまったことなど、当時のレイニーデイは知る由もありませんでした…
東京大学文科三類進学
ニーチェの母国語を学ぶ!
哲学の研究職を目指し、意気揚々と入学したレイニーデイ。
最初に、第二外国語を選択することになりました。
選択は、当然ニーチェの母国語であるドイツ語。
こうして2003年、ドイツ語クラスである文三12組に入ることになりました。
このクラスで、またも運命の出会いを果たすことになります。
後のプロゲーマーあるじさんとの出会い
変わったヤツがおる!
昔から変わってるとよく言われていて、大学でも気の合う人はそうそう見つからないだろうなーと思っていましたw
ですが、それは杞憂に終わりました!
そう、彼こそが、のちにシャドウバース(※)の初代プロゲーマーとなるあるじさん…
※シャドウバース:サイゲームスが展開するDCG(デジタルカードゲーム)。DCGでは日本国内でNo.1のシェアを誇る
彼とは大学時代からの親友で、辛いときにいつも力になってくれました。
僕は一浪で、あるじさんは現役で大学に入ったので、彼のほうが一つ年下なんですが、なんとなくノリでさん付けしていますw
このブログも、あるじさんのようにe-Sportsに貢献したいという思いから生まれてきました。
あるじさんとの面白エピソードは近日公開予定です!→公開しました!
その後、あるじさんは心理学の道へと進みます。
(補足)進学振り分けについて
東京大学には、進学振り分け(通称「進振り」)という独自の制度があります。
1.一・二年生は全員教養学部で学ぶ
2.一・二年次の試験の点数により、三年次に進学できる学科が決まる
3.三年生から進学した学科での専攻が始まる
というわけで、希望の学科に進めるのは三年生からなんですね。
進振り制度のため、私の哲学専攻は三年までおあずけとなったわけです。
もちろん、一・二年次にも哲学の講義はたくさんありましたし、勉強自体のやる気もあり、試験の点数もそれなりによかったです。
単位の取得も順調に進んでいました…途中までは。
一年間の休学
みじめな自滅
あるじさんとの出会いに喜んだのもつかの間。
大学生活は、一年目でいきなりつまずきました。
「なにかがおかしい」という例えようのない違和感が、当時の僕を支配していました。
小さなことにも苛立ち、恵まれた環境にも、おいしい食べ物にも、なにひとつ感謝できない日々。
第一志望に受かったのだから、もっと思い通りになっていい。
その傲慢さが、僕を地獄に突き落としたのかもしれません。
まさにみじめな自滅です。
そして、僕の健康はむしばまれていきました。
突然の体調不良から休学へ
大学一年目も終わろうとしているころ、突然勉強することができなくなりました。
父の紹介で医師を紹介してもらい、診療を受けました。
自律神経の風邪という診断でしたが、一向に症状が治る気配はありませんでした。
結局、そのまま休学することになりました。
精神的なストレスからくる体調不良が原因でした。
家族にすら理解されなかった状況で、あるじさんだけはずっと話を聞いてくれました。
どれだけ助けになったかわかりません。
しかし、体調が戻るのが遅れ、半年予定の休学が一年も続くことになります。
さらに、健康面を考慮し、一年留年して一年生からの再スタートとなりました。
哲学との別れ
自分が立ち直れたのも、哲学への思いがあってこそでした。
しかし、夢は叶わずに終わるのです。
復学
最初は週2コマからのスタートでした。
毎日大学へ行くという習慣がすっかり抜け落ちてからの復学は、想像以上につらいものでした。
ですが、何としてでも哲学を学びたいとの強い思いから、復帰を目指しました。
幸いにも、大学最初の一年で必修単位はほとんど取れていたため、足りないところを補うように取っていけば、進学への必要要件を満たすことはできました。
そして、哲学専修課程への進学を果たすことができたのです。
哲学科でのかすかな違和感
ですが、大学で哲学を学ぶにつれて、しだいに少し違和感をおぼえるようになりました。
大学の哲学は「文献学」に近いものだったのです。
西洋哲学の文献の解釈をおこなうことが中心であり、自身の思想を展開することは二の次、もしくは文献研究で実績を上げてからといった雰囲気がありました。
もちろん、ニーチェをはじめとする有名な哲学者たちの著書を読むのは楽しくもあったのです。
ですが、ニーチェを学びたい思いのもう一段裏にあったのは、人生の意味について知りたいという気持ちでした。
この「人生の意味について知りたい」気持ちは、大学での哲学にとっては蛇足でしかありませんでした。
ここで、入学する前にイメージしていた「哲学」と、大学での「哲学」との間に横たわるギャップを意識するようになってしまったのです。
それでも、「後には引けない」という気持ちがあり、哲学の研究職を目指す進路は変えないつもりでいました。
今思うと、ここはもう少しうまくやれた気がします。
最後まで哲学の研究職を目指したことに後悔はないのですが、「哲学」と「ビジネスで飯を食う」ことの関連性について考えることを放棄していたように思うからです。
それどころか、両者を対立させて考えてしまっていました。
ここの考えの甘さが、その後の不本意な就職と長い低迷期につながったのだと思っています。
大学院進学を断念
そして別れのときは訪れました。
院試に失敗し、加えて家庭の経済事情が苦しくなったのです。
ここで、来年も院試を受けるか就職するかの二択を迫られました。
ですが、たとえ院試に受かったとしても、その後修士・博士課程を卒業する必要があり、その分だけ職を得る機会が遅れてしまいます。
このような厳しい状況で、大学の哲学に違和感を感じていたこともあり、研究職の道を諦めて就職することを選びました。
こうして、一年間の就職留年をすることになりました。
不本意な就職
ですが、時はもう4年生の4月。
多くの企業の選考はすでに終了していました。
仕方なく、父親のつてを頼り、IT関連の仕事に就きました。
面接でも本来は不合格だと言われましたが、お情けで入れてもらうことになりました。
紹介してくれたのに申し訳ないとも思いましたが、当時は心の整理もついておらず、もはや生ける屍のようになっていました。
こうして、不本意な就職をすることになったのです。
年収200万円の東大卒契約社員に
提示された年収は200万円で、しかも契約社員。
ですが、これ以上就職活動を続ける気力もなく、無職になるよりはということで、条件を飲みました。
人生最悪の日々
その後のことは思い出したくありません。
バカにされる日々。
みじめな収入、みじめな生活、みじめな自分。
あるじさんに会うのは数ヶ月に一度でしたが、そのたびにひどい愚痴をこぼしてきました。
転職活動も一次面接落ち連発
就職からおよそ3年後、みじめな状況に嫌気が差し、転職活動を試みました。
ですが、当然のごとく結果は悲惨なものでした。
書類は通るのですが、面接を全く通過できませんでした。
帰りにラーメン食べてたらその最中にお祈りメールが来たこともww
敗因は?
はっきり言って、スタートから負けていました。
最初の経歴確認で、年数の遅れがあることを指摘されれば、体調不良での休学について話さざるを得ない。
働き始めてならまだしも、大学の時点でストレスで体調を崩すなんて、その時点で面接官的にはNGでしょう…
こうして、転職活動は大失敗に終わり、契約社員のままでしたとさ、ちゃんちゃん!
正社員登用後も続く現状への疑問
人事異動からの栄転~正社員登用~
ですが、この後転機が訪れました。
大規模な人事異動があり、上司が新しくなったのです。
この新しい上司に働きぶりが評価され、2015年の4月から正社員に登用されました。
年収も上がって人並みにはなりました。
2015年からの数年間は、大満足とはいかなかったものの、前に比べると安定していたように思います。
データベーススペシャリストというそこそこ難しい資格も取るなど、手ごたえも感じていました。
人事異動からの暗転~疑問勃発~
ところが、2018年の4月にまた人事異動があり、このときに上司が異動したんですね。
それまでは,その上司が仲介役のような感じで職場の雰囲気を良くしてくれていました。
ですが、異動後は仲介役がいなくなり、どこか雰囲気が変わってしまったように感じられました。
そういったこともあり、スクリーンショットをエクセルに貼り付ける仕事にクリエイティビティを感じられないという、以前からの仕事への疑問がだんだんと表面化してきました。
「今の仕事を続けている限り、哲学の夢を叶えることもできない」。
そんな当たり前の事実も、僕の心を少しずつむしばんでいきました。
こうして、いつしか仕事に対する熱意もなくなり、ただ言われただけのことをこなすようになってしまっていました。
暗闇の中で、e-Sports・ブログと出会う
こうして、いくつかの浮き沈みを経ながら社会人時代が過ぎていきました。
ですが、いずれにせよ哲学の夢を叶えられないことは同じ。
自分のやりたいこと、理想とする姿は、いったい何だったのか?
そんなことを考える暇もないままに過ごしていました。
…ですが、薄暗い灰色の日々を変える二つの出会いが訪れました。
e-Sports、そしてブログとの出会いです。
e-Sports、ハースストーンとの出会い
2016年のことです。
e-Sportsとの出会いのきっかけは、ここでもあるじさんでした。
その少し前に、あるじさんはとあるカードゲームで全一を取ったんですが、そのカードゲームの会社が倒産してしまい、ゲーム難民みたいになっていたのです。
なので、こんな質問をしてみたのです。
この何気ないやりとりこそが、私とハースストーンとの出会いでした。
ためしにインストールしたところ、思いのほかハマり、本格的にやることにしました。
カードゲームは高校時代のポケモンカードゲーム以来でしたので、早くあるじさんに追いつけ追いこせと思ってやっていました。
しかし、ほどなくして、あるじさんはハースストーンを辞め、シャドウバースに移行することになります。
理由を聞いたところ、こんなニュアンスのことを言っていました。
将来的なプランとして日本在住を想定していることもあり、国内No.1のシェアを持つシャドウバースに狙いを定めたようでした。
ただ、プロリーグの話が来たのは本当に偶然のタイミングで、あるじさんも「運がよかった」と語っていましたね。
自分もシャドウバースはプレーしたのですが、感覚的にハースストーンの方がなんかしっくりきたのもありますし、何よりシャドバはあるじさんに任せておけば安心ということで、自分はあえて別の道を進むことにしました。
もう一つのe-Sports、クイズマジックアカデミー
もともとは、クイズマジックアカデミー(以下「QMA」)というゲームセンターのクイズゲームをやっていました。
大学時代からかれこれ10年以上もやっていまして、大会でも優勝させていただくなど、界隈ではそれなりに名が知られていたと思います。
(ちなみに、なんとQMAを教えてくれたのもあるじさんでした…詳細は近日公開します)
ですが、ハースストーンを知って以来、ハースストーンの比重がだんだんと大きくなっていました。
そういった状況の中、自分の胸から聞こえてきた声はこうでした。
ならばどちらが「プロ」になれる見込みがあるかを考えてみました。
ハースストーンにはシャドウバースのような国内プロリーグはありませんが、企業とプロ契約を結んでいるプレイヤーはいます。
4Gamerと契約しているTredsred選手がその一例ですね。
数は決して多くありませんが、存在する以上可能性はあるなと。
対して、QMAはプロ化するきざしもなく、コミュニティ内部からも賞金を付けることにはあまり好意的でない意見が多い印象でした。
もちろん、何が起こるかわかりませんから、QMAのプロ化の可能性もゼロではありません。
ですが、選択肢として、少しでもプロ化の見込みのある方に賭けたいなと。
というわけで、QMA自体は好きですが、しばらくペースを落としまして、ブログとハースストーンに注力します!
ブログとの出会い
ゲームブログから総合ブログへ
もう一つは、ブログとの出会いです。
実は、QMA時代からアメブロでQMAブログをやっていました。
これはただの日記で、特にマネタイズもせずただ書いていただけでした。
その後、ハースストーンブログをはてなブログで始め、新カードセット発売時に事前評価を書くなどしていました。
カード1枚につき1記事書いていましたが、これはあるじさんを見習ったためです。
あるじさんは、自身のブログが目に止まったことで、シャドウバースのライターとして活動することになったんですね。プロゲーマーになってからも、ライター活動は継続しています。
「もしかしたら、自分もライターに!?」正直そんな下心もありましたw
しかしライターの話などあるはずもなく、あったのは「ギャグが寒い」という荒らしコメントだけ…ピャーwwww
そんな下積み時代を経て、2018年の9月にジャンルフリーの総合ブログをはてなブログで始めました。
「レイニーデイという概念をマネタイズできないか」
そう思ったことがきっかけでした。
特定のゲームタイトルにとらわれず、自分の思いを自由に発信することで、その後の展開が広がるのではないかという思いもありました。
ですが、ここまで読んだ皆さんの多くはこう思ったことでしょう。
「ブログとゲームを両方やるなんて、どっちつかずになるだけじゃないか」と。
でも、ブログとゲーム、両方やっている人がいたんです。
プロブロガー&プロゲーマーCaptainJackさんとの出会い
CJストーリーは突然に
そう、「プロブロガー&プロゲーマー」のCaptainJackさんです。
ブログ運営により多額の収入を得る一方で、スマブラの現役プロゲーマーでもある。
CaptainJackさんの存在を知ったとき、「まさに自分のやりたかったことをやっている!」と思いました。
いつかお会いできないものか…そう思っていました。
そんな折、2018年の9月にCaptainJackさんのセミナー&オフ会が開催されることを知りました。
ただ、既に開催の前日になっていました。
セミナーの日は行こうと思っていた東京ゲームショウと重なっていましたが、このときふいに
「自分を変えたい」
という思いがはたらき、急遽参加を決めました。
セミナー本編はFX口座に関する内容で、CaptainJackさんがゲストとして伸びシロについて語るという二部構成でした。
CaptainJackさんを慕う有名ブロガーさんも多数参加しているようでした。
つつがなくセミナー自体は終了したのですが、その後記念すべき出来事が起きました!
なんと、抽選会で金が当たったのです!
実際の画像です↓

そのあとのオフ会でも、多くのブロガーさんと話をさせていただきました。
CaptainJackさんともお話しすることができたうえ、
「元気があるのはいいことだ」
とのありがたきお言葉をいただき、最後は別れ際にハグしていただきました。
とても有意義な時間をすごせました!
大成功?
こうして大成功に終わったように見えたセミナーですが、実際は違いました。
当時のブログは無料ブログでまったくカスタマイズされておらず、他のブロガーさんたちとの差は歴然でした。
そこで、ブログというツールでどう発信をしていくのか、作戦を練る期間に入ったわけです。
金が当たったのもなにかの運命だ、無駄にはできない。
確実に当たるビジネスブログ。
前提として強く意識したキーワードでした。
こうして、約半年の間、商業的に「勝てる」ブログの構想を練っていったわけです。
哲学ブログを始めると決め、退職・独立
「新しい哲学」で勝負する
「勝てる」ブログとは何かを考えていくうちに、一つのアイディアにたどりつきました。
それは、「哲学をブログでやる」ということでした。
おそらく、皆さんもそう思うでしょう。
ですが、自分にはうまくいく確信がありました。
そのため、今年になって、約9年務めた会社を退職しました。
(半年間考え続け、戦略を練った上での結論です。皆さんは安易に真似しないでください)
では、哲学ブログがどのようにしてビジネスとして成り立つのか。
確かに、普通にやっていては、哲学ブログなど多くの人は読まないでしょう。
そこで、「新しい哲学」を始める必要があったのです。
そしてまた哲学の道へ
「新しい哲学」とは、いったい何か。
そう、それこそが、ブログのサブタイトルにもある「エンタメ哲学」です。
「エンタメ哲学」の誕生、普及へ~ブログ&e-Sports~
「エンタメ哲学」~人生は遊びである~
そもそも、ブログを始めようと思う前から、人生の意味について考える日々は続いていました。
「人生とは何なのだろう?」
いくら物質的なものを得ようとも、すべて自分のものにはならず、結局はこぼれ落ちていく。
哲学を志し、諦め、不本意な日々を過ごし、e-Sportsとも出会い、たくさんの回り道をしてきました。
そんな生活の中で、気がついたことがあります。
「人生は遊びである」と。

この結論にたどりつく一つ前に、「人生は無意味ではないか」との思いがありました。
ただ肉体的に生きているだけで、死んでいるのと同じような、何の意味も感じられない時代を生きてきたことから、その思いはいっそう強まりました。
ですが、少しずつ闇が明け、様々な楽しみと出会う中で、この絶望的な状態を超える本質が、「遊び」にあると私は考えたのです。
「意味はなくても、楽しかった」
これが遊びの本質です。
何も得られなくても、誰も得しなくても、遊びにはそれ自体に価値があります。
人生を一つの大きな遊びと考えれば、たとえ無意味であっても生きる価値があると言えるのではないでしょうか。
ニーチェは無意味な人生を生きる「強さ」について語りましたが、この思想では「強さ」を持てる人間と持てない人間との間に壁を作りかねない点が懸念されます。
ですが、楽しむことなら、その気になれば万人に可能性が開かれていると思うのです。
「無意味性を超えるために、意味を探し出すのではなく、ただ楽しみを見出す」
これが「エンタメ哲学」を貫く思想の本質です。
この本質を簡略化した言葉が「人生は遊びである」ですね!
ブログでエンタメ哲学を表現
では、どのようにしてブログでエンタメ哲学を表現するのか?
・なぜ「人生は遊び」なのか
「人生は遊びである」という思想については、まだまだ書きたいことがあります。
個別記事でより詳しく書いていく予定です。
・哲学をおもしろく!
哲学というと、どうしてもとっつきにくいイメージがあります。
ですが、本当はおもしろいんです!
当ブログでは、既存の哲学を楽しくわかりやすく解説します!
大学でも専攻していたドイツ哲学やニーチェを中心に、コミカルに書いていく予定です。
→こんな感じで書いています!
・エンタメを哲学的に!
娯楽だって、哲学的な見方をすればおもしろくなったりします。
例えば、お笑い芸人コウメ太夫氏のツイッターに哲学的なリプを飛ばす哲学者コウ・メダユーというアカウントがあります。
哲学科卒の私から見ても非常に博識で驚くばかりなのですが、お笑いネタに哲学的な考察が加わることで、なんとも言えないおもしろさを醸し出しているのです。
実際に記事を書きました↓
このように、エンタメを哲学的な観点から切り取ることで、まったく違ったおもしろさを提供することを目指しています。
「哲学ゲーマー」として、e-Sportsでエンタメ哲学を体現
フランスの哲学者ルネ・デカルトは、「世間という大きな書物」から学ぶために、世界へと旅に出ました。
より真理を深く追究するために、実際の行動を重視したわけですね!
私もそれにならって、行動でエンタメ哲学を示します!
具体的には、e-Sportsを表現の場と考えています。
e-Sportsは全世界の人々が熱狂する格好の「遊び」です。
私は「哲学ゲーマー」としてe-Sportsに挑み、人生をe-Sportsに捧げることで、「人生は遊びである」というエンタメ哲学の信条を自ら体現します。
ただプレーするだけでなく、そこに愛はあるか、楽しみはあるか、そしてそれをどれだけ思想的に広められるかを重視したいのです。
e-Sportsにかかわる多くの人々が夢中になり、そこに価値が生まれれば、これ以上の望みはありません。
「ブログ」で思想を表現し、「e-Sports」で実際に体現する。
エンタメ哲学の展開という点でも、「プロブロガー&プロゲーマー」という形態は理にかなっていると自負しています。
エンタメ哲学は「食える」哲学!
哲学をやり始めてから、二言目には「食えない」と言われてきました。
自分にも、どこかお金稼ぎを敬遠するようなところがありました。
ですが、お金稼ぎと哲学を完全に切り離すのは、哲学のためにならないと気づきました。
ますます「食えない」イメージがつき、哲学から人が離れていく。
これでは哲学が衰退してしまいます。
哲学といえば、一人考えにふけるイメージがありますが、引きこもってばかりもいられません。
エンタメ哲学で、「哲学は楽しい」というイメージを創る。
楽しいから、人が集まる。
人が集まるところには、お金も集まる。
お金が集まれば、飯も食える。
そう、私はエンタメ哲学によって哲学のイメージを一新し、「食える」イメージを作っていきます!!

最後に~決意表明~
2018年の年末に、あるじさんと話をしてきました。
このブログにあるじさんのことを書いてよいか、承諾を得るためです。
結果、大筋でOKをいただけたため、今こうして書いています。
そのときに言われた言葉が、今でも忘れられません。
このブログは自分一人だけのものではありません。
たくさんの人々の助けがあったからこそ、ここまで来ることができました。
僕はもうみじめではありません。
もう一度、夢を叶える。
あの日の自分に会いに行く。
遠い昔の約束、夏の幻、永遠に変えるために。
最後までお読みいただきありがとうございました!
記事を読んで、少しでも興味を持っていただけましたら、レイニーデイのTwitterのフォローをよろしくお願いします!(ちゃっかり)