哲学

就職しくじり先生~第4回 自意識過剰が人をダメにする! 就活時のマインドに潜んでいた悪魔~

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毎週月曜日の企画である就職しくじり先生

今回は、就活時の失敗をマインド面から振り返っていきます

その過程で、自分をどん底に叩き落した悪魔の正体が「自意識過剰」なのだと気づきました。

どういうことなのか、詳しく説明していきます。

就活をマインド面から振り返る

悲惨な就活のことはプロフィールにも書きましたが、ここでは主にマインド面から振り返っていきます。

黒歴史の宝石箱や~!

 

要約すると、以下のことが起こりました。我ながら酷い…

  1. 研究者への道を途中で断念して就職留年
  2. 多くの企業の選考は既に終了
  3. 紹介してもらった企業にも不合格
  4. 本来不合格のところを親のコネで入社
  5. 年収200万円の東大卒契約社員誕生

「絶対に落ちてはいけない」と思い、無職を回避しようとする

この時の自分を支配していたのは、「絶対に落ちてはいけない」というマインドでした。

研究者を突然諦めたことで就職への意欲もありませんでしたが、落ちれば生活がままならなくなるという考えだけは頭にありました。

結局、「無職を回避したい」としか考えてなかったんですね。

その結果、年収200万円で自分を大安売りする羽目に

結果、目先の無職回避につられて、年収200万円で契約社員として就職しました。

これは今でも人生最悪レベルの選択をしたと思っています。

ここでのしくじりポイントとしては、年収200万とか契約社員とかが目立つのでしょう。

ですが、今振り返ってみると、結果以上に「マインド」の及ぼす悪影響が深刻だったと感じています。

「無職を回避したい」というマインドが、「自意識過剰」という悪魔を産み落とす

それからの人生に悪影響を及ぼしたのは、就活時に抱いていた「無職を回避したい」というマインドです。

もし、たとえ結果が同じだったとしても、就活に真摯に向き合い、自分なりに試行錯誤した上での結果であれば、傷は浅かったように思います。

問題の本質は、「無職を回避したい」というマインドを放置したことで、「自意識過剰」という悪魔をのさばらせてしまったことにあると考えています。

 

失敗の原因は「自意識過剰」にある

自意識過剰

(この画像は自意識過剰をすごくよく表していますね…他でも使うと思います)

今回の就活時の失敗をはじめ、人生における根本的な失敗の原因は、「自意識過剰」にあると考えています。

スピーチも自意識過剰だとうまくいかない!

 

「自意識過剰」の定義

自意識過剰には様々な定義がありますが、私は「自意識が異常に肥大した状態」だと考えます。

すなわち、以下のことがよく起こるようになります。

  • くだらないことでうじうじ悩む
  • 目先の欲望に振り回される
  • 周りの世界について無関心になる

まさにこれらは「失敗の三原則」と言い換えてもよいでしょう。

その大元になっているのが「自意識過剰」というわけです。

自意識過剰の問題については今後も取り上げていく予定です。

実はナルシストは自意識が低い!

日本だと自意識過剰って「ナルシスト」のイメージが強いですが、私のイメージはまったく違います。

むしろ、いわゆるナルシストの方々は「自分が人からどう見えるか」を十分にわかったうえでアピールしていることが多いので、その意味では「ちゃんと外から自分が見えている→自意識は相当低い」ように感じます。

わざわざ外に向けてアピールする方々は、そのアピールが外の世界に与える影響についても考えていて、その分自意識へのこだわりが少ないのです。

サニーレタスくん
サニーレタスくん
ラーメン、つけ麺、レタスイケメン!
レイニーデイ
レイニーデイ
いくら自意識が低くてもウザいものはウザい…

真に自意識過剰なのは、おとなしい人たち

無口でおとなしくびくびくしている人に自意識過剰の人が最も多いという印象ですね。

自分の中の感情しか見えておらず、その感情に悩み、振り回され、自身の行動が周りにどういう影響を与えるかをまるで考えない

まさに、就活などをしていた二十代のころの自分の説明そのままです。

こんなことをやっていては、成長は完全に止まり、周りにどんどん追い抜かれるのは至極当然の結果でしたね。

 

教訓:自意識過剰なマインドは簡単に力を奪う

衰退

自意識過剰なマインドを持つことによって、人は簡単に潰れます。

かつて潰れてきた私が言うのですから間違いありません。

潰れてしまうとこんなふうにしくじる!

就活における自意識過剰の危険性

自意識過剰になると「どうでもいい」ことにこだわって自滅するのですが、それは就活においても顕著です。

「生活が保証されるか」「給料はいくらか」みたいな、生活のことばかり考えて就活する人はけっこういると思います。

ちょうど、「絶対に落ちてはいけない」・「無職を回避したい」と思ってみじめな就活をしていた私のように。

はっきり言って、志望してきた人の生活のことなんて、企業にとっては「どうでもいい」んですよ。

この「どうでもいい」感を理解することなく就活して、落ちたら「人格を否定された!」と騒ぎ、また同じことを繰り返す。

これを自意識過剰と言わずして何と言うのでしょう…

企業はあなたのことなんか気にしていない!

レイニーデイ
レイニーデイ
あ、キミもテキトーに採用したから!!
サニーレタスくん
サニーレタスくん
聞きたくなかったっス!!

ぶっちゃけ、企業は求人を見て来る人に大した関心など持ちません

だって、「よく知らない人に関心を持て」って言われて、関心を持つ人のほうが明らかに少ないじゃないですか。

だから、志望者全員を100%熱心に見るなんてまずないですし、些細な理由で不採用にもします

観点はシンプルにただ一つ「一緒に働きたいか?」だけであって、それ以外のことなんて「どうでもいい」わけです。

志望者個人の事情となればなおさら「どうでもいい」ですね。

そもそも他人に興味なんてない!

具体例:苗字のせいで落ちた!?

事の真偽は不明ですが、不採用の理由で「田中が5人目になるから」を挙げたツイートがバズっていました。

働いていた身からすると「こういう理由で不採用になってもなんらおかしくはない」と感じますね。

もちろん、超優秀な人材であれば別ですが、特に新卒大量採用などで個々の能力がはっきり見えない場合だと、会社側のよくわからない都合で決まる部分もあると思われます。

結局、中の人もただの人間なのです。

「一緒に働く上で不便そうだな…」と思えば、どんなことであっても不採用の理由になり得ます

それをいちいち「不採用になった!」と騒ぐことに何の意味もありません

もし今から就活をやり直すなら

仮に自分がもう一度就活するとしたら、以下のことを意識します。

  1. 持っている能力や強みを整理する
  2. その強みを志望企業・業務内容について当てはめる
  3. 自分を採用することでどれだけ利益が生まれるかをロジカルに説明する
  4. 技術だけでなく、職場の雰囲気改善にも寄与する人材であることをアピールする
  5. 実際に強みを活かして働く場面を具体的にイメージする

はっきり言ってこんなことは就活するなら基本のキなのですが、それすらもできていませんでしたから。

基本ができた上でもう一度やってみて、たくさん不採用になりながら学んでみたいという気持ちは大いにありますね。

絶望はしません。それが日常ですから。

 

自意識過剰による安売りで、時間を無駄にして思うこと

安売り

結局、安易な考えで入った会社に9年弱ほどいましたが、率直に「時間を無駄にした」と考えています。

独立したタイミング自体は、e-Sportsの機運の高まりもあり、間違っていなかったと思います。

ですが、その前までにもうちょっと何とかならなかったのかなと。

周りの優秀な方々の状況やふるまいを見ていると、自分が失った機会はあまりにも大きいと思わざるを得ません。

その損失は、束の間の自意識を喜ばせた程度で満たされるものではないのです。

安売りのツケは必ず来る。

全身全霊を込めて返さなければならない。

過剰な自意識をかなぐり捨てて、全速力で挽回します。

 


 

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