麻雀

雀荘に火曜日々~第3回 トイトイ?チートイ?あなたはどっち?~

どっち

毎週火曜日は、「雀荘に火曜(かよう)日々」として、麻雀に関する記事を書いていきます!

第3回は、「トイトイ」・「チートイ」について、互いのメリット・デメリットを挙げていきます!

「序盤に対子が4組あったら対子系の手を狙え」とよく言われます。

このときにしばしば比較される両者。

はたしてどちらがより優れているのでしょうか!?

※この記事はある程度麻雀のルールを把握している方を対象読者としているため、細かいルールの解説の多くは省略させていただきます。ご了承ください

トイトイ

対々和

出典:麻雀王国

概要

4組のメンツを、すべて刻子(※1)か槓子(※2)でそろえるアガリ役です。

※1 刻子:同じ牌が3枚の組み合わせ。
※2 槓子:同じ牌が4枚の組み合わせ。

出典:麻雀王国

2翻役で、鳴いても2翻となります。

メリット

他人の牌を鳴けるためテンパイしやすい

これが最大のメリットだと踏んでいます。

相手の牌を鳴けるため、ツモが悪くてもテンパイまでもっていきやすいです。

他の役と複合しやすい

通常、鳴くと手は安くなりがちですが、トイトイは様々な手と複合することで打点を出せます

役牌・ホンイツ・三暗刻・三色同刻…

鳴くことで打点を出せるようになるのは珍しいですね。

ドラとの相性も抜群

すべて刻子なので、多くの場合ドラ3になります!

相手に対して圧力をかけられる

鳴くことで手牌が見えるようになるため、まるでリーチをかけたように、相手の捨て牌を制限させることができます。

総合 打点が高く、しかも早い

鳴き手は早さの代わりに打点を犠牲にしがちですが、トイトイは早いうえに高得点も出せます。

狙わない手はないでしょう!

デメリット

リーチに対して回しにくい

鳴き手のため、切れる牌がどうしても少なくなります。

そのため、リーチに対して危険牌をつかんだときに、とりあえず回すという選択肢がとりにくいです。

相手に読まれやすい

相手に圧力をかけられるのと対になっていますが、手の大半が見えるため、相手から読まれて危険牌を止められてしまいます

特に、打点の高くなる役牌やドラはほぼ出なくなります。

総合:牌を絞られやすく、安全牌も持ちにくい

打点が高く早い分、相手からも警戒されやすいです。

さらに、相手の攻撃に対しても無力になりがちです。

 

チートイ

七対子

出典:麻雀王国

概要

対子 (※1) を7組そろえるアガリ役です。

※1 対子:同じ牌2牌の組み合わせ。

出典:麻雀王国

2翻役で、面前のみとなります。

メリット

リーチに対して回しやすい

危険牌をつかんでも、単騎待ちを変えるだけで済むため、相手のリーチに対して柔軟に立ち回れます

一発・裏ドラが期待できる

面前手のため、リーチをかけることで一発・裏ドラによる打点の上乗せが狙えます

ひっかけを作りやすい

単騎待ちを活かし、いわゆるスジひっかけや字牌待ちといった、相手から出やすい待ちを作ってからリーチをかけることができます

一見めちゃくちゃな手からもテンパイ可能

順子・塔子がほとんどなく、まるで整っていないような手でも、対子を集めることで思わぬところからテンパイを狙える可能性があります!

総合:攻め・守りともにバランスがよい

攻めではリーチによる打点の上乗せが狙え、守りでは相手の危険牌をつかんで置いておくことができる。

攻守ともに優れた手であると考えられます。

デメリット

イーシャンテンからが遠い

個人的にこれが一番のネックだと考えています。

イーシャンテンの受けが狭く、面前のみなのでなかなかテンパイできない…

切った牌がかぶってテンパイを逃すこともざらです…

待ちが単騎待ちとなり上がりにくい

さらに、テンパイしても待ちが単騎待ち固定で、枚数が少ないです。

出上がりしやすい形にも変えられますが、最大3枚なので上がり牌が切れやすいですね。

総合:テンパイしにくく、待ちも細くなりがち

テンパイまでが遠く、さらにテンパイしても上がり牌が少ない。

優れた点も多いですが、チートイのデメリットはこれにつきると思いますね。

 

最後に

せっかくなので、皆さんにアンケートを取ってみます!

「あなたはトイトイ派・チートイ派どっち?」

単純に、どっちが好きか、また強いこだわりなど、熱い思いを聞かせていただけたらと思います。

アンケートのツイッターはコチラ!


 

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