本日から、毎週水曜日は「水曜日のレイニーデイ」と称しまして、世の中のさまざまな説を検証していきたいと思います!
ひとまず、飽きるかネタがなくなるかまでは続けていきます!
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お題「マッチョな哲学者マジで0人説」
今週のお題は、「マッチョな哲学者マジで0人説」です!
哲学者は考えてばかりで運動しない?
昨日、コメディ「哲学者サッカー」についての記事をアップしました。
「哲学者サッカー」では、有名な哲学者たちがほとんどボールに触らず、ひたすら思索にふけり続けるという様子が描かれていました。
このことからも、「哲学者=運動をしない」というイメージはかなり強く根付いていると考えられます。
そうなると、「マッチョな哲学者なんていないのではないか!?」と思いました。
過去記事で哲学者の生涯を調べたことはありましたが、筋肉までは調べませんでした…
というわけで、今回はマッチョかどうかに絞って検証していきたいと思います!!
マッチョ候補1:プラトン!
1人目の候補は、古代ギリシャの哲学者プラトンです!
青年期はレスリング選手として活躍!
なんと、プラトンは青年時代にレスリング選手として活動していました!
当時の大型大会にも出場するなど、かなり活躍していたようです。
確かに、マッチョだった時期もありそうが…
ですが、レスリング選手として活躍していたのはあくまで若いときです。
思索にふけってからはめっきり運動しなくなり、筋肉も衰えた可能性は捨てきれません…
というわけで、哲学者時代にマッチョだったとは断定できないと判断します。
マッチョ候補2:ソクラテス!
2人目の候補は、プラトンの師匠ソクラテスです!
何度も戦争に従軍!
ソクラテスですが、ペロポネソス戦争に重装歩兵として何度も従軍したことがあります。
しかも、既に学者として著名なときにです!
図のように、かなり重い鎧を付けて戦っていたわけですね!
これは筋肉がないと動けませんよ!
(実際、ソクラテスが兵士として優秀だったことはプラトンの著書『饗宴』に書かれています)
マッチョだった可能性はきわめて高いが…
従軍のエピソードから、ソクラテスがマッチョだった可能性は非常に高いと思われます。
ですが、一つ致命的な問題がありました…
筋肉の画像が残っていない!!
そう、古代ギリシアという時代があまりにも古すぎて、実際の筋肉の画像が残っていないんですね…
もし「体はガリガリだけど力はあったんだ!!」とでも主張されたら、それを確実に覆すのは難しいでしょう…
というわけで、限りなく黒に近いグレーだと思われます…
マッチョ候補3:なんと、現代に答えが!!
時代の壁にはばまれ、このまま迷宮入りしてしまうのか…
そう思った矢先、なんと現代に答えが見つかりました!!
青山学院大学の哲学教授、入不二基義さん!!
やっと見つけたマッチョな哲学者。
青山学院大学で哲学教授をなさっている入不二基義(いりふじもとよし)さんです!!
御年60にしてレスリング大会に出場!!
https://t.co/TMxKny6bHF
第18回 全日本マスターズレスリング選手権試合 F(61歳〜65歳)58kg 入不二第1試合の全体動画— 入不二 基義 (@irifuji) January 24, 2019
これは2019年1月20日に、入不二さんが全日本マスターズレスリング選手権に出場しているときの動画です。
入不二さんは1958年11月11日生まれなので、出場時は満60歳ということになるのですが、堂々の戦いっぷり!
この年齢でレスリングに挑むとは、素直に尊敬します!
画像でも検証してみましょう!
出典:入不二基義氏Wiki
この写真は2018年全日本マスターズレスリング選手権のもので、左の青いユニフォームが入不二さんです。
まさしく、がっしりした二の腕に太もも!
これはマッチョと見て間違いないでしょう!
実際に哲学教授もなさっていますから、まさに「マッチョな哲学者」と断言できます!!
マッチョ哲学者は私の先輩だった!
そんな入不二さん、なんと東京大学文学部哲学科卒業ということで、私の先輩でした!!
さらに、神奈川の名門校である湘南高校卒業と、神奈川県出身というところまで私と共通していました!
いやはや、こんなガリガリな後輩ですみませんでした…
最後に
まさか現代にマッチョな哲学者がいるなんて夢にも思いませんでした!
これで、「マッチョな哲学者マジで0人説」はめでたく否定されました!!
最後に、一言結論を叫んでおきたいと思います!
「哲学者は思想だけでなく、体もマッチョ!!(なこともある)」
というわけでお付き合いいただきありがとうございました!
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